冬の贈り物

二日続きの
雪模様

ここ数年
雪の降る日が
少なくなってきて

二日も続いて
雪が降るなんて

とても
不思議な気分

ちょっぴり
驚きながらも

なんだか
嬉しくなって

もう少し
降り積もって
欲しい・・

そんな
気持ちに
なった

残念ながら
雪を
存分に
楽しむとまでは
いかなかったが

それでも
雪が少ない
地域に
住む者としては

嬉しい
冬の
贈り物となった

雪

空から
舞い落ちる
白い羽のような
雪のカケラたち

近づく春に
降り積もることのない
天からのギフト

地上に落ちては
儚く
消えていく

春の初めの
美しい光景

ひらひら
ひらひら

季節の狭間に

静かに
宙を舞う

春を
連れてくる
氷の花

森に行く

朝方
降った
初雪も

ほんの
わずかな間

薄っすらと
大地を
白く彩っただけで

すぐに
雨に変わり

そのすぐ後には
太陽の光が
降り注ぐ

空気が
ヒンヤリとして

それでいて

光が
暖かい

気持ちのいい
午後になりました

冬と春が
入り混じった
不思議な日に

森のあとりえの
打ち合わせで

フェアリーハウスを
創らせてもらう

聖なる森を
訪ねて来ました

木々の間から
覗く
青空と

スッキリとした
森の空気

ふんわりとした
大地の感触

季節の
狭間の森は

生命力溢れる
パワーで

優しく
迎え入れて
くれました



 

もうすぐ

この冬
初めての

雪が

降ってくる
かもしれない・・

ここ数年

雪が
降ることが
少なくなってきた

乾いた
冬景色が
続いている

真っ白な
冬の朝

明日の
目覚めの時が
楽しみです

食

毎日
欠かせない
食事

自分の
身体を
いたわり

家族の
身体を
いたわり

命
続く限り

毎日
繰り返される
生命の営み

何を
選択し

何を
食するか

いずれにしても

生命を
いただくことへの

感謝が
あってこその
食生活

もっと
もっと

身体を
愛する

優しい

食事を
創っていきたい

春待ち

明るい色彩の
洋服が
着たくなる

外に
出かけて
みたくなる

花たちが
咲き始めるのが
待ち遠しい

鼻歌
歌いながら
散歩したり

自転車
走らせ
景色を
眺めたり

光が
たくさん
降り注いでくると

心も
身体も
何かしたくて
ウズウズしてくる

枝先に
膨らむ
木の芽たちの
ように

冬の間
蓄えた
エネルギーを

一気に
爆発させる

その時が

すぐそこに
やって来ている

そんな季節の
到来に

植物たちも
昆虫たちも
鳥たちも
動物たちも

私たち
人間たちも

みんな
みんな

ワクワクして

開花の時を
待っている



 

春の足音

立春です

暖かな
陽射しが戻って

春の気配が
色濃くなりました

大地や
植物たちの中に

生命の鼓動が
脈打って

パワフルな
エネルギーが

静かに
静かに
伝わってきます

なんとなく
ウキウキして

なんとなく
元気になって

なんとなく
嬉しくなる

そんな季節が
やって来た

乾いた大地の中から
顔を覗かせた

緑色の
命の芽吹き

観ているだけで
ワクワクしてきます

寒い冬の終わりが
近づいています

春

新しい世界が

私たちを
待っています