不思議な出逢い

友人の個展に
出かけた

地下鉄に
乗り換える

ふと見ると
高校時代の友人に
そっくりな女性

もし友人なら
卒業以来か？

歳月の流れもあって
その女性が
本人なのか

確信が
持てない・・

何度となく
横顔を覗く

一瞬
目が合う

しかし
その女性に
反応はない

やはり私の勘違い？

それでもなお
気になって仕方がない

声をかけようか
迷っているうちに
下車駅に到着

すると
その女性も
同じ駅で降りた

エスカレーターに
運ばれながら
声を変えようか
再び迷う

そのまま
改札を出て
それぞれ違う方向へ・・

声をかけなかったことを
ちょっぴり後悔しながら
目的の場所へと向かう


友人の個展の後
ジミー大西の展覧会へと
足を運ぶ

大盛況で
チケット購入に
約１時間並ぶ。。

ふと
視線を上げる

と・・そこに
あの女性の姿が！

何やら係員と話している

驚く私

そして再び
一瞬目が合った（と思う）

２度目・・？！

少し離れているが
声をかけてみようかと
思った瞬間

その女性は
立ち去った・・

またもや
機会を失ってしまった・・
そう思っていると

再び
係員のところに
彼女が戻ってきた

思い切って
手を振ってみたが
彼女の視野には届かず

再び私は
機会を失った・・

行列が動く中
彼女の姿を探してみるが

すでにその姿は
消えていた

これで
また再会したら
すごいなぁ・・

そんなことを考えていた

展覧会を
鑑賞し終えた私は

エレベーターに乗ろうと思いながら
なぜか
エスカレーターに乗っていた

下りのエスカレーターに乗り
数階下に下りた時

私の視界に
彼女の姿が飛び込んできた！

３度目だ！！！

もう
なんの迷いもなかった

彼女に声をかける

一言声を聴いて
高校時代の友人ではないとわかった

（というより　それは　最初からわかっていたような気がする）

しかし
度重なる出逢いに
私はその意味を
みつけようとしていた

少々興奮気味で
会話を続ける

次第に判明する
共通項の数々

同じ電車の
同じ車両の
同じ位置に乗り
同じ場所で降り

数時間後

同じ個展会場ですれ違い（２度目の再会）

数時間後

同じエスカレーター下で会う（３度目の再会）

話してみると

同じ場所（市内）に住み
同じ駅（市内には３つの駅がある）を利用し
同じ名前（仮に haomei としよう）だという！！

（なんと！高校時代の友人の名前も haomei なのである！）

・・とこんな感じで次々と共通項が出てきた！

今日のところは
このシンクロが意味するものが
何だったのか・・
そこまではわからなかったのだが・・

その意味がわかる日が来るのだと
そう信じている

このご縁大切にしたい

素敵な出逢いに
感謝。