生命力

小松菜の
茎と茎の間に

小さな新芽が
顔を覗かせているのを
みつけました

その姿が
あまりにも
かわいくて

葉を
一枚
一枚
はがして

小さな
小さな
新芽たちが
連なる

新芽の塔を
作ってみました

そして

切り口を
水に浸して

育ててみる
ことにしました

一晩
明けた
だけなのに

先端の
葉っぱが
大きくなって
いました

葉の色も
濃い緑色に
変わり

とても
パワフルで
美しい
その姿に

びっくりして
感動しました

植物が
成長していく

その姿は

本当に
感動的で
美しいものですね



 

春待ちの雪

雨から雪へと

静かに
景色が変わる

つかの間の
白い世界

やがて

雪から雨へと

静かに
景色が戻っていく

潤った
大地が

顔を
覗かせる

鳥たちが
舞い戻り

雨粒が
踊る

夜の訪れに

再びの雪

雨と共に
大地に届く


そんな

雨と雪が
交差する

一日でしたが

夜になって

全身に
エネルギーが
流れているのが
感じられました

どこから
届けられたのか

誰から
届けられたのかは
わかりませんが

心地よい
愛のエネルギーが
全身に流れました

その時

私も
愛を贈ろう

と思い

思い浮かぶ
人たちへ

そして

地球へ

愛と感謝の
エネルギーを
贈らせていただきました

そうなのです

大切なのは

地球や

争いが
起きている
世界や

愛する人たちへ
向けて

愛と光を
贈ることなのです

これからは
一日の内の

ほんの
少しの時間を

愛を贈る時間に
することに
しました



 

吹き抜ける風

春一番が
吹いたとの知らせが
届きました

昼間の風は
思ったほど
強くなくて

天気予報の
知らせに

ちょっぴり
首をかしげた
けれど

夜になって

風が
強くなって
きました

木の枝を
揺さぶり

窓ガラスを
揺らして

激しい突風が
走り抜けて
いきます

ゴォーゴォーと
唸りながら

冬の間
縮こまっていた

停滞した
エネルギーを

根こそぎ
吹き払って
行きます

風の後には

輝く季節が
やってきます

春一番の風に

いらなくなったものたちを

全部
手渡して

次の
スッテップへと

進んでいきましょう

軽やかに

明日は
１９℃になる
予報が
出ていますね

既に
随分と

気温が
緩んできて

冬物が
重く感じられます

小花柄とか
レースとか

ひらひらと
風にゆれる
素材とか

春の
陽射しのような

気持ちが
ウキウキしてくる

明るい
色彩の

洋服が
恋しくなります

花たちが
咲き乱れる

カラフルな
春の
風景のような

妖精たちが
舞い踊る
キラキラとした
春の
そよ風のような

軽やかで
柔らかな

生命力
溢れる

春の
エネルギーが

どんどん
どんどん

増えてきて

ワクワクが

どんどん
どんどん

高まって

膨らんだ
新芽が

いっきに
開花する

その
瞬間のような

エネルギーの
爆発が

私の中でも
起こりつつあります

この爆発を

創造の
エネルギーに
つなげていくつもりです



 

鼓動

珍しく
降り積もった
雪

久しぶりに
目にした
真っ白な
世界

太陽が
輝き

辺り一面を
覆っている
白銀の世界を

光が
強烈に
乱舞する

見上げる空は
蒼く澄み

射し込む
光線に

激しく
流れていく
雪解けの水

土の中から
顔を
覗かせた

新芽たちの
周りから

姿を
消していく
雪のベール

雪が降って

春の
訪れが

近いことを
感じる

ちょっと
不思議な

自然の
メッセージに

心が
踊った

雪解けの
庭先

冬の贈り物

二日続きの
雪模様

ここ数年
雪の降る日が
少なくなってきて

二日も続いて
雪が降るなんて

とても
不思議な気分

ちょっぴり
驚きながらも

なんだか
嬉しくなって

もう少し
降り積もって
欲しい・・

そんな
気持ちに
なった

残念ながら
雪を
存分に
楽しむとまでは
いかなかったが

それでも
雪が少ない
地域に
住む者としては

嬉しい
冬の
贈り物となった

雪

空から
舞い落ちる
白い羽のような
雪のカケラたち

近づく春に
降り積もることのない
天からのギフト

地上に落ちては
儚く
消えていく

春の初めの
美しい光景

ひらひら
ひらひら

季節の狭間に

静かに
宙を舞う

春を
連れてくる
氷の花